2009年10月29日木曜日

nico日記⑥

薬の「なぞ」にお答えします①
抗菌剤って?
炎症を引き起こしている細菌をやっつける化膿止めの薬で、抗生物質はこの仲間です。
血液のなかに入った抗菌剤は体中をめぐり炎症や病気の場所に到着し、細菌をやっつける仕事を開始します。
この場所で薬が効果をあげるには、血液のなかの薬が一定の濃度で、一定の期間保たれている必要があります。
そこで重要になるのが、「用法・用量を守って服用すること」です。「毎食後1日3回」と書かれていたらそのとおりにお飲み下さい。
効果が上がらないと治療の開始が遅れたり、治療期間が長引いてしまうこともあります。
ぜひご協力ください。
・・・必ず処方どおりに飲みましょう!

鎮痛剤と抗炎症剤って?
むし歯が痛いときや歯を抜いたときなどに、腫れ・痛み止めとして使われています。
鎮痛作用、解熱作用、腫れを抑える効果があり、飲み薬として処方されます。
しばらく痛みが続くと思われる患者さんには1日数回・数日間分を出しますが、そうでない場合は鎮痛効果の高い薬を頓服として出しています。
・・・痛みが治まったら飲まなくてもOK!

『胃や胃腸の調子が悪くなるわけ』
抗菌剤は細菌をやっつける薬ですが、腸の調子を整えよい働きをしている腸内細菌までいっしょに殺してしまいます。
そのため、便秘や下痢の症状が出ることもあります。
鎮痛剤や抗炎症剤は、痛みや腫れを誘発し伝達するプロスタグランジンという物質の発生を抑えることで痛みを止めます。
ところがこの物質は同時に胃粘膜を保護する役割ももっていて、プロスタグランジンが少なくなると痛みは止まるのですが、その分胃に負担がかかってしまうわけです。
胃薬も一緒に処方してもらうとよいでしょう。