2010年9月23日木曜日

消毒法、薬物の取り扱い

器具・器械の滅菌・消毒・洗浄の基本

汚染された器具・器械は患者、歯科医療従事者への感染リスクに応じた汚染除去の方法を選択することが必要。

一次処理・・・健常者が直接手などで触れても感染を起こさないレベルまで汚染を除去、または封入して処理すること。
水による洗浄及び乾燥、あるいは袋・BOX等に封入する。
最終処理・・・使用目的にあった消毒レベル(滅菌・消毒・洗浄)まで処理すること。
【高リスク】
皮膚または粘膜を通過して、直接骨に接触するまたは組織に刺入される器具
観血的治療、観血的治療に準ずる治療に使用する器具
→手術用器具、注射針、根管治療用具(リーマー等)、血液、血液の混入した唾液に直接接する手用器具類(スケーラー、プローブ等)・・・滅菌
【中間リスク】
傷のない正常な粘膜に接するが骨に接触しない、または組織に刺入しない器具
血液、血液の混入した唾液によって汚染された、非観血的治療に使用する器具
→スリーウェイシリンジ、デンタルミラー、充填器等・・・消毒
【低リスク】
正常な皮膚のみに接する器具及び環境表面
→トイレ、洗面台、リネン、スピットン等・・・洗浄

薬品の臨床での取り扱い
・歯科用薬ビンに小出しにして使用する
・毎朝点検し、不足しているものは補充または新しい物と交換する
・薬ビンは口までいっぱいに入れない
・補充する際にはこぼさぬよう慎重に行い、一度入れた液は元に戻さないようにする
・薬ビンは常に清潔にするよう心がける
・薬ビンの並んでいる位置は変えないようにする

薬品の管理
・ヨード等光線を避ける必要のある物は着色ビンに保管する
・オキシドール等の薬品は冷蔵庫等の冷暗場所に保管する
・揮発性の薬品(エタノール、クロロホルム)は完全に密閉する
・爆発性があるため火気には十分注意をする