2010年9月13日月曜日

歯科臨床概論ー救急処置

緊急時の対応→予防が大切!
そのためには・・・

①全身状態の評価をしましょう。
 問診 ・既往歴
     ・アレルギーの有無
     ・服用中の薬剤の有無
     ・歯科局部麻酔のエピソードなど
 身体評価 ・現在の全身状態の把握
        ・バイタルサインのチェック

②ハイリスク患者への対応を考えましょう。
 高血圧、心疾患、脳血管障害、腎、肝疾患、アレルギーなどがある場合
→主治医との連携による病状の把握を行い、歯科処置に関してはモニタリングを行う

③不安感、恐怖心、緊張感などの精神的ストレスを緩和しましょう。
 ・急な痛みを与えない
 ・タービンの音や振動に配慮
 ・薬品の匂い、味に配慮
 ・長時間、開口させない
 ・注水切削や印象時の息こらえに注意
※疼痛、苦痛などの緊張状態を持続させない

気分が悪い→まずはバイタルサインのチェック

バイタルサインとは?
人間が生きている状態を示す兆候、あるいは所見
①意識
 清明→傾眠→昏迷→半昏睡→昏睡
②脈拍
 心臓の心拍毎に血液の流束となり、大動脈内に送り出されるときに生じる波動
 正常値 毎分50-60
③血圧
 心臓(左室)から押し出された血液が血管壁に及ぼす圧力で測定する
④呼吸
 正常呼吸数 15~20回/分
 一回換気量 400~500ml

緊急時、ただちに準備、用意するもの!
・生体情報モニター
・酸素吸入器
・救急薬品セット
・点滴セット
・時間、経過、処置の記録
・救急依頼の準備体制
・他の患者さん、付き添いへの対応

⒈意識の確認、応援の依頼
⒉気道確保(頭部後屈あご先挙上法)
⒊呼吸の確認
⒋人工呼吸
⒌循環のサインの確認
⒍心臓マッサージ(胸骨圧迫心臓マッサージ)
⒎AED(自動対外式除細動器)


偶発事故が起きたら・・・
・チームで役割の分担
・慌てず、冷静に
・記録をつける(バイタル、時間など)
・他の患者への配慮
・必要なら迅速に応援を要請する