第一章 秘書の資質
3.秘書に求められる能力
・・・仕事に必要とされる能力
★判断力
●状況把握→今どのような状況か
●問題把握→何が問題か
●事実の分析・検討→どう解決すればよいか、自分には何ができるか
●物事の重要度→仕事や問題が重なったとき、どれを優先させるか
上記を心得て、具体的に処理できることが求められる。
★表現力
社内外の関係者へ正確に情報を伝達できなくてはならない。
また、橋渡し役として、配慮ある表現や温かみのある応対を心掛ける。
★記憶力
上司の指示、スケジュール、上司への伝言、お客様の名前・顔・特徴、書類の保管場所などを記憶しておくことは基本で、日々の業務の中で時間をかけて身につけることが重要。
★行動力
よく考えてすぐに行動を起こして結果へつなげる力、仕事を期限までに仕上げる力、仕事の緊急度、重要度によって優先順位を判断し、要領よく的確に仕事を処理していく。
★情報力(情報収集力、処理力、提供力)
上司が意思決定するために必要な情報を、必要なときにすぐ提供できる。
★洞察力
●仕事の全体像をとらえ、前後の段階とのつながりや期限を把握し、上司の意向、出来上がりイメージをつかむ。
●秘書の立場をわきまえ、職務限界を超えない。
・・・橋渡し役としての秘書
・・・欠かせない柔軟性
●上司にとって何が重要かを心にとめておく。
●上司の領域まで判断しないように気をつける。秘書には物事を決定する権限はない、ということを忘れない。
●上司が不在のときは誰に相談すればよいかをつかんでおく。
●これまでの職務経験や、前例を活かす。
●社内の他部門とのネットワークを作りあげ、お客様とつながりのある人を把握する。
●直前に予定の変更があっても、これまでの準備にこだわらず、すばやく頭を切り替える。