2010年10月19日火曜日

社会保険の概要

医療保険
【三大原則】
①出来高払い
②国民皆保険制
③自由開業制

保険医療費の増大
・人口構造の変化→少子化、高齢化
・疾病構造の変化→急性疾患から慢性疾患へ
           →感染症から生活習慣病(成人病)

医療費増大への原因
・人口増加
・高齢化→老人一人当たりの医療費
(Terminal Careでの高額医療費が財政を圧迫)→老人保険法の影響
・医療の高度先進化
→検査費用の増大
→診療所より病院を選択する傾向
・自然増
・供給過剰・医師数過剰→札歯1350人


講習会が無事に終了です。
一か月半の短いようで長い期間、院長及び衛生士にはご迷惑をおかけしました。
ありがとうございました!

「医療の現場は日進月歩です。
これからも、日々勉強を怠らず仕事に励んでください」
札幌歯科医師会の理事の方が、最後に私達へ贈ってくれた言葉です。

皆さんの笑顔のために少しでも貢献できるよう、頑張っていきたいと思います。

2010年10月15日金曜日

社会保険の概要

講習会もいよいよ大詰めです。
残り4回は診療報酬明細書の書き方及び実践となります。

⒈社会保険のしくみ

社会制度
⑴年金制度
・厚生年金・・・一般の給与所得者
・共済年金・・・公務員・教職員
・国民年金・・・自営業・自由業・農業・サラリーマンの妻・学生(20~59歳 全員加入義務)
⑵労働保険(労働省)
・労災保険(労働基準局)・・・労働災害
・雇用保険(職業安定所)・・・失業保険
⑶医療保険
・組合管掌健康保険(3086万人)
・全国健康保険協会管掌健康保険(愛称「協会けんぽ」)(3629万人)
・船員保険(16万人)
・共済組合(938万人)
・国民健康保険(5072万人)
  平成19年度分、平成21年度版社会保障統計年報より

退職者医療制度(昭和59年)
被用者が停年退職→国民健康保険加入
市町村(保険者)の負担重くなる
被用者保険の保険者が拠出金
保険料、及び自己負担率などは、国民年金保険と同じ(財源が異なる)

後期高齢者医療制度(平成20年4月)
75歳以上の者(75歳の誕生日から資格取得)
65~74歳で一定の障害にあることにつき、広域連合の認定を受けた方
運営主体:都道府県ごとにすべての市町村で加入する広域連合
費用負担:国、道、市町村からの公費(約5割)
      現役世代の医療保険からの支援金(約4割)
      後期高齢者保険料(1割)
窓口自己負担:かかった医療費の1割(現役並み所得者は3割)

介護保険制度
①概要 介護保険法第一条(目的)
 加齢に伴って生じる心身の変化に起因する失病等により(中略)、入浴、排泄、食事等の介護、(中略)自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保険医療サービス並みに福祉サービスに係わる給付を行うため、国民の保険医療の向上及び福祉の増進を計ることを目的とする
②介護保険料について
・保険者:市町村
・被保険者:65歳以上→第一号被保険者
       45歳~64歳→第二号被保険者
・所得段階別の保険料(65歳以上の方の保険料の目安)
→基準額(平均4160円、札幌市4130円)×0.5~1.5倍
③要介護認定
☆訪問調査:調査員・認定調査票(全国共通)
☆一次認定:コンピューターによる判定
☆二次認定:介護認定審査会(主治医意見書)
☆要介護度認定;申請後30日以内
☆不服があれば、6ヶ月ごとに見直し

2010年10月8日金曜日

材料の取り扱い④、⑤

実習四回目はアルジネート印象材取扱い、石膏取扱い、片顎模型作製です。
粉→水の順番でラバーボウルに投入。
ラバーボウルとスパチュラの持ち方の説明後、手練りでの作業。
出来上がった印象模型を使って、石膏模型を作成。
水→粉の順に石膏用ラバーボウルに投入。
ポイントはできるだけ硬めに練って、患者さんの苦痛を短くすること。

実習五回目は寒天印象材取扱い、アルジネート・寒天連合印象、全顎模型作製です。
補助者と術者に分かれて実際に印象模型を作製。
ポイントは寒天はアルジネートよりも硬化が早いので、補助者は術者がスムーズに印象を採れるように、網トレーやシリンジの向きを考えて手渡さなければならないこと。

上下の全顎印象を採る場合は下顎→上顎の順番が望ましい。(印象材に慣れてもらうため)

2010年10月1日金曜日

材料の取り扱い③

第三回目の実習は仮封材の取り扱い方法②と手洗いの手順です。

仮封材Ⅱ

・テンポラリーストッピング
→白、ピンク、黄色があり、審美性の面で使い分ける

・仮封用常温重合型レジン
→粉と液を混ぜ合わせて硬化させる。筆積法。・・・主にプラストシールが使われる

・仮封用光重合型軟質レジン
→光で硬化させる。・・・エバダインプラスが使われる

注意点
咬合面は高くならないように調節する。

手洗いⅡ

手洗いの手順

①手掌を合わせよくこする
②手の甲を伸ばすようにこする
③指先、爪の間を入念にこする
④指の間を十分に洗う
⑤親指と手掌をねじり洗いする
⑥手首も忘れずに洗う

材料の取り扱い②

第二回目の実習は仮封材の取り扱い方法その①と手洗いの分類です。

仮封材Ⅰ

酸化亜鉛ユージノールセメント
・歯質との接着性が良く、寸法の変化も少ない→根管治療に良く用いられる
・水、アルコールを加えると硬化が早まる
・歯髄への鎮静効果
・CRやレジンの硬化を阻害する
・除去が困難である

水硬性仮封材・・・キャビトン(白、ピンクがあり、審美性の面で使い分ける)

手洗いⅠ

手洗いの分類

①日常手洗い(Social handwashing)
液体石けんと流水による手洗い。
もっとも基本的であり、すべての手洗いはこれが原点である。
通過菌を除去する手洗いであり、日常業務全般時に実施する。

②衛生的手洗い(Hygienic handwashing)
消毒剤と流水による手洗い。
歯科医療現場では衛生的手洗いを良く理解し、日常手洗い程度にならないよう注意が必要である。
無菌操作時に実施する。

③手術時手洗い(Surgical handwashing)
手術時に消毒剤と流水、スポンジブラシ等を用い、時間をかけて行う手洗い。