歯が溶ける!?酸蝕歯ってなに? ①
からだのなかで、もっとも硬い部分がエナメル質。
骨よりも硬く、歯を守る鎧の役割を果たしている。
しかし、酸が苦手で、pH5,5を超えた酸性の飲食物に触れると軟化し、溶けはじめてしまう。
短時間触れただけなら、唾液の力で修復されるため通常は問題にならないが、長く触れていると、唾液の補修力では間に合わず、軟化し溶けはじめる。
奥歯の場合、2ミリ程度の厚みのあるエナメル質だが、これに噛む力が加わると、軟化したエナメル質が削れて摩耗が進行してしまう。
骨と同じくらいの硬さがあるが、エナメル質にくらべるとぐっと軟らかいのが象牙質。
酸にも弱く、より酸性度のおだやかなpH6,0でも溶けてしまう。
本来はエナメル質の下で守られているが、酸蝕症によって象牙質が露出してしまうと、軟らかい分、症状が一気に悪くなりやすい。